同和教育・人権啓発>部落の心を伝えたいシリーズ>第4巻「人の世に熱と光を」-清原隆宣- |
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第4巻
「人の世に熱と光を
-水平の渇仰者 西光寺・清原隆宣-」
2001年9月制作/26分作品
ライブラリー価格 55,000円(税込)
DVD:字幕なし |
視聴できます。
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作品の内容 |
日本で最初の人権宣言
「全国に散在する吾が特殊部落民よ、団結せよ」 1922年、西光万吉が起草した水平社宣言は、日本で 最初の人権宣言と言われています。宣言は、人間の
尊厳を高らかに謳い上げ、最後にこう結んでいます。 「人の世に熱あれ、人間に光あれ」
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西光寺に生まれる
奈良県御所市。住井すゑの大河小説「橋のない川」 の舞台にもなったところです。清原隆宣さんは、このま
ちの一角にある西光寺に生まれました。西光寺は、水 平社宣言を起草した西光万吉こと清原一隆の生家であ り、清原さんは西光万吉の弟の孫にあたります。
水平社発祥の地であるこのムラは今、人権のふるさとと して全国各地から大勢の人たちが訪れています。人の 世に熱と光を求めた西光万吉の人間への信頼−−そ
の思いを清原さんは現代を生きる多くの人たちに伝えて いきたいと考えています。この日、三重県の中学校から 3年生57人がやってきました。清原さんは、なぜ、それ
ぞれの個性を大切にしなければならないか、やさしく語 りかけます。
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忘れられない体験
清原さんは大学卒業後、大阪の中学校を経て、御所 市内の同和地区を校区にもつ中学校へ赴任しました。
ここで、生涯忘れられない体験をします。 1983年、生徒の不登校や非行が相次ぎ、学校は異例 の休校措置で問題に取り組みました。このとき、清原さ
んは初めて子どもたちの傷ついた心に触れたと言います。 1991年、娘さんが通う中学校で起きた差別事件は、娘 さんを巻き込み、清原さんにとっても辛い経験となりました。
しかし、娘さんたち「部落解放研究会」が解決方法を 求めて話し合いを重ね、そのとき娘さんのとった行動に、 清原さんは心から感動したと言います。それは水平社
宣言の精神をそこに見たからです。
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水平社博物館
1998年、西光万吉 ゆかりのこの地に、
水平社博物館が生 まれました。 水平社にまつわる資 料5万点を集め、部 落解放に向けて闘っ た人々の熱い思いを
伝えます。人権文化が静かな広がりを 見せる中、入館者 はすでに10万人を超えています。
水平の潟仰者
清原さんは現在、全国各地で講演活動を続けています。 世間の間違ったものさしを正し、人間は平等であるとい
う水平のものさしを広めたい・・・水平の渇仰者として、 人の世の熱と光を語り続けます。 |
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