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同和教育・人権啓発
>桂文福のふれあい人権噺
「桂文福のふれあい人権噺」
2002年1月制作/25分作品
ライブラリー価格55,000円(税込)
DVD:字幕なし
作品の内容
<プロフィール>
本名・田中登。1953年、和歌山県生まれ。
高校卒業後、大手印刷会社を経て、1972年、五代目・桂文枝(当時三代目・小文枝)に入門。現在は市町村の「ふるさと寄席」文福一座・座長として全国を旅している。
元横綱・曙親方をはじめ角界との交流が深く、大相撲評論家としてもおなじみ。
(有)文福らくごプロモーション代表。
吃音のハンディを乗り越えて
文福さんは、子どもの頃から吃音のハンディを持つ。五代目・桂文枝(当時、三代目・小文枝)に入門後「君は古典落語よりもナマリや吃音をそのまま出した新作の方が味がある」という師匠の薦めで新作落語に取り組む。今でも文福さんは「私の個性を見つけて活かしてもらった」とそのことを感謝する。
・ 職業差別
・ 「家」と結婚
・ 障害者への無理解と偏見
・ 古典落語の中にある差別表現
・ 大相撲の社会における外国人への偏見・いじめ
・ 子どもの人権
人権講演のきっかけと現在
人権問題に深く関わっていた落語家・露の新治(当時新次)さんとの雑誌の対談 (『部落解放』1991年6月号)が人権講演のきっかけ。テーマは「落語家から見た笑いと差別」。
2人は部落解放センターで当時のことを語り合う。新治さんは言う「人権問題や差別は空中にあるわけではない。一つ一つの出来事や人間関係という日常生活の中にある。そこで気づいたことを語る文福さんは素晴らしい」と。
まさしくそうであろう。全国各地を旅しながら、自分の体験をベースに語る文福さん。気づいたこと、感動したことをメッセージとして伝えるからこそ素直に人々に伝わる。
自らを“伝道師”と呼ぶゆえんである。
人権講演の内容
講演会場では、落語で場の雰囲気をほぐしながら、さまざまな人権問題がわかりやすく語られる。
最近、ジョイント公演が増えている
腹話術師の千田やすしさんとの息もピッタリ。
「人権音頭」で締める
文福さんは落語家で唯一の河内音頭とりであり自作の「人権音頭」で講演の最後を飾る。
♪おぎゃあと
この世に生まれたら
どんな国に生まれよと
どんな家に生まれよと
どんな仕事の親の子供に生まれよと
どんな体に生まれよと
生まれた者はみな同じ
みんなで平等な幸せを
つかむ権利があるはずさ
手に手をとって さあいこう
差別のない町 ない国を
みんなで築こじゃ
ないかいな〜♪
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